酸化ストレスで病状改善
2017/05/17

 東北大大学院の鈴木教郎准教授(酸素医学)らの研究グループは、体に悪影響を及ぼすことが多く、胎児の発育を妨げる妊娠高血圧症候群の一因とされてきた「酸化ストレス」に病状を改善する意外な機能があることを、マウス実験で明らかにしたと、17日付の米科学誌電子版で発表した。

 鈴木准教授は「悪玉因子と考えられてきた酸化ストレスに良い効果があることが分かった。人に応用できるよう、今後さらにデータを集めたい」と話している。

 グループによると、妊娠高血圧症候群は母体から胎児に栄養素を送る胎盤の血管が減少し、胎児の成長を阻害。母体にも臓器障害などが生じる。